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オラプレックス・ファイバー・スマートとか使えばブリーチ毛の縮毛矯正も余裕でできる?

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上山 誠也

上山 誠也

くせ毛カット、縮毛矯正を専門にした美容師。 くせ毛の女性の支持を得て顧客のくせ毛率9割。 鎌倉、横浜、池袋で経験を積み、27才でフリーランスに転身。 年間1000件弱の縮毛矯正をしている。 美容師1000人に1人しか持っていないヘアケアマイスター最上級資格取得。 現在は神奈川の平塚、辻堂、藤沢、大船で営業中。

オラプレックス、ファイバープレックス、スマートボンド、R(アール)などなど、
色々なメーカーさんがジカルボン酸(マレイン酸)を使った新しい処理剤を発表して、
多くの美容院でもダメージレスにカラーやパーマ、縮毛矯正ができる!
と取り扱いしているところが増えてきています。

ただ、こういう新しいケアメニューが出るたびに、
「ダメージ98%カット!」や「ノンダメージ」、「ブリーチした髪でも〜できる」
などの謳い文句には懐疑的なうえやまです。

ブリーチ毛でも、これを使えば余裕でできます!!

と声高らかに言う方もいますが、はたしてどうなんでしょうか。

オラプレックス・ファイバー・スマートとか使えばブリーチ毛の縮毛矯正も余裕でできる?

個人的な感想は

矯正の高度な技術がある美容師からすると、前よりはやりやすい。
でも一般の美容師さんがやると、失敗して泣くお客様が増えるだけ。

というかんじです。

もちろん、使わないよりダメージの低減はしやすい

ブリーチ毛以外の髪ならカラーやパーマなどの薬剤による毛髪内部の成分の流出が防げるので、
使わないよりダメージしづらくなるし、使った方が仕上がりの手触りも良いと思います。
ですが、もともとダメージで毛髪内部の成分が少なく、髪が弱っているブリーチ毛に使うには
多少手触りが良くはなるかもしれないですが、そこまで高い効果やブリーチ毛に矯正するリスクが減るとは思えません。

なくてもできる美容師はできる

そうです。別にジカルボン酸系の処理剤がなくても
もともとブリーチ毛に縮毛矯正がかけられる技術を持った美容師さんはいます。
そして、それができない美容師さんが、この処理剤があればできる!
と施術してしまうと、
矯正する余力がある髪かどうかの見極めや薬剤のベストなチョイスができないので、
結果失敗して、被害を被るのはお客様です。

ジカルボン酸系の処理剤はダメージしていない髪に使うのが1番効果的

基本的に1番いいヘアケアはダメージさせないことなので、
髪の内部流出(=ダメージ)を抑えるこの処理剤を使うのにベストなのは、
ダメージしてからではなくダメージする前から使うことです。
ダメージした髪に使った時に手触りやハリコシが良くなった感じがするのは、
また剤の中の別のコーティング成分の効果なので、それは他の処理剤やトリートメントでも同じ効果です。

結局、道具は使い方や使う人の技術で効果が変わる

物は物でしかなく、それを使う人の知識や技術で良くも悪くも変わってきます。
僕は縮毛矯正に関しては誰にも負けるつもりはないですが、
ブリーチを使うハイトーンのカラーに関しては、
それを得意とする美容師さんには足元にも及ばないと思います。
美容師の技術や仕上がりは施術する人にかなり依存する。と言うか施術する人が全てなので、
使っているカラーやパーマ、トリートメントのブランドや美容院のブランドではなく
美容師個人の技術に注目して、担当してもらう美容師さん自体を選んでもらうと
ミスマッチは減るし、美容院で悲しい思いをするお客様が減るかな。と思います。

上山 誠也

くせ毛カット、縮毛矯正を専門にした美容師。 くせ毛の女性の支持を得て顧客のくせ毛率9割。 鎌倉、横浜、池袋で経験を積み、27才でフリーランスに転身。 年間1...

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