上山 誠也
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染めても染めてもすぐに色が抜けちゃう!
毎回毛先まで染めるから、ダメージが大きくて髪がボロボロ。。
ダメージが少なくて、カラーも楽しめる方法はないの??
こんなお悩みにお応えします。
同じ仕上がりでも、カラーの方法によって1ヶ月後の色持ち、ダメージ具合に大きな差が出ます。
当店で実際に提案しているダメージの少ないカラー方法について説明します♪
ダメージの少ないカラー方法①基本はリタッチ染め
リタッチ染め(根元染め)で伸びてきた部分だけを染め、1度染めたところにはカラー剤をつけないようにします。
髪で最も多いアミノ酸のシスチン(システイン)は1回のカラーで約半分ほど流出してしまいます。
このシステインというのは髪の弾力や保水に関わるので、カラーをするたびに髪が弱く弾力がなくなり、濡れているとクタッとして、乾かすとパサパサした質感になります。
2回、3回と回数を重ねるごとにダメージが大きくなってしまうので、基本は1度染めたところは染めないようにするのがベストです。
長期間(半年以上)でみた時、毛先の色持ちが一番良いのはこのリタッチ染めになります。
ダメージの少ないカラー方法②色持ちとダメージのバランスがいいのは8トーンまで
染料が濃く色抜けが遅い、かつ、ブリーチ力が比較的マイルドなのは8トーンまでです。
カラー剤の仕組みは、①メラニンを壊して(ブリーチ作用)明度を上げ、②希望の色素を補充して発色させる。という構造です。
ブリーチ剤でなくても、一般的なカラー剤はブリーチ力は持っています。
皆さんのいうブリーチ=強いブリーチ作用だけで染料のないもの
一般的なカラー剤=ブリーチ作用+染料の入っているもの
このような認識で大丈夫です。カラー剤のトーンが明るくなるほどブリーチ力は強くなり、染料は薄くなっていきます。
つまり、明るいカラーになればなるほどダメージが大きく、色持ちが悪いということです。
ダメージの少ないカラー方法③色の抜けてきた毛先はカラートリートメントで色素を補給する
現在は一般的なヘアカラー(酸化染毛剤)以外にも、カラーバターやカラートリートメントと言われるHCカラー、塩基性カラーと言われるものがあります。
特徴としては、ブリーチ力がなく、酸性から低アルカリなものがほとんどで、通常のカラーに比べて髪への負担が少ないです。
デメリットは、毛髪表面付近に付着して発色するため色持ちが酸化染毛剤に比べて悪いと言われることです。
ただ、これに関してはダメージ毛ほど酸化染毛剤も色持ちが悪いので、
ブリーチ毛やすでに10トーン以上の髪の明るさの場合には、カラーバターなどの方が色持ちは良くなる傾向です。
リタッチ染めではどうしても毛先が気になる時、毛先の明るさを暗くしたい時、毛先に少し色味を足したいときは、当店ではほとんどこの方法で対応します。
ダメージの少ないカラー方法④ハイトーンの場合は1度で希望の明るさまで明るくする
明るいトーンのカラーになればなるほど、髪に与えるダメージも大きくなります。
内部ダメージで見れば、8トーン以上のカラー2回の方がブリーチ1回よりもタンパク質の流出やキューティクルに与えるダメージが大きいという検証もあったり。。(出典が見当たらなかったのでリンクはなし。)
明るいカラーを毎回重ねるくらいなら、1度で希望の明るさまで明るくして(ブリーチするかどうかは美容師さんと相談)、次回以降のカラーは根本のリタッチカラーと中間毛先はトーンダウンのカラートリートメントのように染め方を変えたほうが、半年、1年後のダメージの具合としてはかなり抑えた施術ができます。
もちろん、8トーンのリタッチカラーを繰り返した場合と比べると、色持ち・ダメージの少なさは劣ります。
【番外編】傷まない、ダメージレスと言われるケアブリーチ、ケアカラーってどうなの??
ダメージの総量としては普通のブリーチやカラーと同じです。
ただ、ダメージした髪の補強が得意なので、見た目・手触りは普通のブリーチ、カラーより好感触です。
ダメージ自体をカットしているのではなく、ダメージした後の穴埋めが上手っていうことですね。
「ダメージした後の穴埋めが上手」なのと「ダメージ自体をカット」なのって結局一緒じゃないの?
「ダメージした部分に後から穴埋め」という形なので、2週間位経つと穴埋め成分も外れ、結局普通のカラーやブリーチで受けたダメージ部分が顔を出してきます。
ダメージの少ないカラー方法まとめ
- 基本はリタッチカラーで。
- 8トーン以下が目安。
- 色抜けした毛先はカラートリートメントでトーンダウン。
- 明るいカラーがいい場合には、希望明度まで1度で明るくする。(ただし、明るい髪色ほど質感は落ちる)
これが大切になります♪
実際に当店でカラーしているお客様の実例
基本的に、①~③を守っている方が多いですが、
やはり明るいカラーの方ほど毛先の色抜けが大きい方が多いですね♪
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当サロンのカラー、縮毛矯正、トリートメントは、当日シャンプーOKです
当日のシャンプーは控えるように。と言われることも多いかと思いますが、当サロンでのカラー、矯正、トリートメント、パーマの場合、その日のシャンプーもOKです。 縮毛矯正は結んだり、耳にかけても大丈夫です。普段のヘアケアで何を使うかが何より大切です。
髪を綺麗にしたくて当店のご利用をお考えの皆さん。
雑貨店、ドラッグストアにあるような市販のシャンプーを使っていたら残念ながら効果が出ません。。
ご予算、希望の仕上がりに合わせて当店にあるものや、お客様自身でネットで購入できるものからご提案させて頂きます。
押し売りは致しませんので安心してください♪
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髪質改善されるお客様向けに、僕が開発したスペシャルホームケアもあります。
(もちろん合わない方にはお勧めしません)