縮毛矯正とカラー・白髪染めは同時にできる?綺麗に仕上がる方法も紹介。

ヘアカラー中の女性縮毛矯正
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上山 誠也

ダメージレスな縮毛矯正、ノンジアミンカラー、髪質改善トリートメントを専門にした美容師。 毛髪科学、化粧品科学、皮膚科学を勉強するうちに、 髪にコンプレックスがある方のためのオリジナルのシャンプー、トリートメントを開発するまでになりました。 鎌倉、横浜、池袋で経験を積み、27才で独立。 2021.9.8 縮毛矯正・髪質改善美容室Luminaオープン。 当時美容師1000人に1人しか持っていないヘアケアマイスター最上級資格取得。 化粧品検定3級
悩む女性
悩む女性

縮毛矯正とヘアカラーは同時にやってもいいの??
ダメージがひどくなったりしないですか?

 

うえやま
うえやま

カラーも縮毛矯正も。となるとダメージが気になりますよね。

現代はヘアカラーが普及して、カラーをしていない人の方が少数派なので、
縮毛矯正する方もカラー率は高くなっていますよね。

 

今回のブログでは

  • 同時or別日どちらがいい?
  • どちらを先にするべきか?
  • 縮毛矯正した髪のカラーの染まり具合
  • ホームカラーの危険性
  • カラーと縮毛矯正をするならオススメの方法

がわかります。

うえやま
うえやま

まず最初に、ヘアカラー(おしゃれ染め)と白髪染めは仕組みは同じです。
このブログではまとめてカラーとして呼びます。

カラーと縮毛矯正は同時にできる?別日がいいの?

うえやま
うえやま

個人的には一度のご来店で同時施術するのはアリです。

これまで10年以上美容に関わってきましたが、同時施術したせいでダメージがひどくなったという経験はありません。
髪のダメージは足し算で

カラーのダメージ+縮毛矯正のダメージ=全体のダメージ

なので同時にしても、分けて1〜2週間間隔をあけてしてもダメージの総量は変わりません。
でも、今まで他の美容師さんには同時施術は法律で禁止されてるし、
分けた方がダメージが少ないって言われたこともありますよ?
昔ながらの薬剤の場合、おっしゃるとおり禁止されています。
主な縮毛矯正のお薬は、医薬部外品と化粧品に登録されている2種類があり、
医薬部外品の縮毛矯正のお薬とカラーは法律上禁止されていますが、
化粧品のお薬とカラーであれば問題なく使えます。

分けた方がダメージが少ないかどうかは、
「理論上そういうこともあるかもね。」という程度です。
目に見えてダメージの大小に影響がでたことは無いですし、
同時にしたせいでダメージが予想以上に大きくなった!というのは聞いたことがありません。

縮毛矯正とカラーの同時施術のダメージで髪がボロボロになったとすれば
それは単に、髪の体力をダメージの総量が上回ってしまったせいなので、
美容師さんとお客様のリスク管理の問題だと思います。

なので、縮毛矯正を専門にする僕個人の意見としては、
縮毛矯正とヘアカラーの同時施術は全然OKです。

カラーと縮毛矯正、分けてするならどちらが先?

うえやま
うえやま

どちらが先でも大丈夫です。

どちらにもメリット・デメリットがあります。

カラーが先、縮毛矯正が後

メリット

明るめカラーの発色が綺麗に出やすい。

・デメリット

高彩度のカラーの場合、縮毛矯正のお薬で色が抜け落ちてしまうこともある。

縮毛矯正が先、カラーが後

・メリット

縮毛矯正のお薬の強さ、仕上がりの計算がしやすく、自然な縮毛矯正がかけやすい。

・デメリット

カラーが明るく染まりづらい。色が濃く(暗く)入りやすい。

どちらも一長一短あるので、
直近の予定があり、両方することはできないけど、どちらかが大丈夫な場合は、
どちらがより気になるかを判断して施術するのがいいかと思います。

うえやま
うえやま
ただし、ホームカラーだけは絶対にやめてください!

この理由は、後ほど解説します。

縮毛矯正した髪は染まりづらい

縮毛矯正した髪のカラーは、染まりづらいですし、赤くなりやすいです。

縮毛矯正していない髪に使うと10レベルのアッシュ系になるカラーを
縮毛矯正した髪に染めると、8レベルくらいのブラウンに染まる。
8レベルのブラウンで染めると、6〜7レベルの赤系のブラウンに染まる。

というような感じになり、
縮毛していない髪より明るくなりづらく、赤みが強く発色し染まります。
これを解消するために、通常より明るく赤みが出づらいカラー剤(=アルカリの量が多くダメージしやすい)
を使うことになるので、カラーのダメージが縮毛矯正をしていない人よりも強くなります。

縮毛矯正した髪のホームカラーは自殺行為

うえやま
うえやま
くせ毛で矯正をかけている方は、ホームカラーは絶対にやめた方がいいです。

髪のダメージは気にしない。パサパサで広がってもいい。
という人なら問題ないですが、
クセの無いまとまりある状態にしたくて綺麗な髪を作りたいなら自殺行為です。

ホームカラーの場合、誰が使うか分からないので
髪が細く、柔らかく、染まりやすい人でも、
髪が太く、硬く、染まりづらい人でもしっかり染まるように設計されています。
染まらないとクレームに繋がってしまうので、染まりづらい髪の人を基準に作るため、
多くの人にとってはハイダメージを引き起こす劇薬です。

悩む女性
悩む女性

縮毛矯正とカラーの相性が悪いのは、なんとなく分かりました。。
極力ダメージさせずに両立する方法ってないんですか?

うえやま
うえやま
ご来店いただいているお客様にオススメしている、
とっておきの方法があるのでご紹介しますね♪

縮毛矯正とカラーで極力ダメージさせないとっておきの方法

うえやま
うえやま
オススメなのは、縮毛矯正もカラーもリタッチ
つまり、伸びた根元だけ施術する方法です。

縮毛矯正とカラーをされている方で、ダメージがひどくなっている人にありがちなのは

縮毛矯正とカラーの繰り返しでダメージがひどくなっている人に多い失敗例

画像にある通り、毎回毛先までのカラーと縮毛矯正で、
毛先に行くほど施術の回数が多くなりダメージがひどくなってしまうパターンです。
ダメージがあると色抜けも早く、毛先の広がりやパサつきも気になるので
また全体のカラー、縮毛矯正…と繰り返し、最終的にボロボロの髪が出来上がります。

僕がオススメする方法は

縮毛矯正とカラーをリタッチで施術する例

カラーも縮毛矯正も毎回根元だけの施術で、根元から毛先まで必要最低限のダメージしかしません。

 

悩む女性
悩む女性

理屈はわかるけど、毛先はどんどん色が抜けて汚く見えないの?

 

実は、カラーは何度も回数を重ねれば重ねるほど、色持ちが悪くなります。
カラーが抜けて、全体染めて、また抜けるのが早くなって、また染める頻度が増えて、、、
と負のスパイラルから抜け出せなくなります。

逆に、一度染めただけの場合、ダメージも少ししか無いので色抜けはほとんど気になりません。
実際、現在染めている方は、染めた回数の少ない根元付近の方が
毛先に比べてカラーの色味がしっかりしていて色の変化が少ないはずです。

縮毛矯正に関しても、基本的にはダメージがひどくならない限り、
一度かければ半永久的にまっすぐのままなので、
髪に負担をかけないリタッチ施術を繰り返せば、ずっと綺麗な状態を維持できます。

ちなみに、僕が担当している、縮毛矯正とカラーのリタッチを繰り返しているお客様の例です↓

縮毛矯正とカラーのリタッチ施術のお客様1

 

縮毛矯正とカラーのリタッチ施術のお客様2

 

縮毛矯正とカラーのリタッチ施術のお客様3

 

まとめ

  • 縮毛矯正とカラーは同時施術OK
  • メリット、デメリットを確認して、どちらが先でもOK
  • 縮毛矯正した髪のカラーの染まりづらい
  • 縮毛矯正した髪にホームカラーは自殺行為
  • カラーと縮毛矯正をするならリタッチ施術で綺麗な髪が維持できる

このことを頭に入れて、美容院で縮毛矯正とカラーをしてもらうと、
余計なダメージや失敗が減るかと思います。

もちろん僕もご連絡いただければ施術させてもらいますので、LINEにご連絡お待ちしています♪

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ご予約前のご相談もお気軽にお問い合わせください。

当サロンのカラー、縮毛矯正、トリートメントは、当日シャンプーOKです

当日のシャンプーは控えるように。と言われることも多いかと思いますが、当サロンでのカラー、矯正、トリートメント、パーマの場合、その日のシャンプーもOKです。 縮毛矯正は結んだり、耳にかけても大丈夫です。

普段のヘアケアで何を使うかが何より大切です。

髪を綺麗にしたくて当店のご利用をお考えの皆さん。

雑貨店、ドラッグストアにあるような市販のシャンプーを使っていたら残念ながら効果が出ません。。

 

ご予算、希望の仕上がりに合わせて当店にあるものや、お客様自身でネットで購入できるものからご提案させて頂きます。

 

押し売りは致しませんので安心してください♪

 

1日あたり105円の髪質改善!!

髪質改善されるお客様向けに、僕が開発したスペシャルホームケアもあります。

(もちろん合わない方にはお勧めしません)

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