縮毛でチリチリ、パサパサ、広がりやすい髪に縮毛矯正で修繕

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上山誠也

ダメージレスな縮毛矯正、ノンジアミンカラー、髪質改善トリートメントを専門にした美容師。毛髪科学、化粧品科学、皮膚科学を勉強するうちに、髪にコンプレックスがある方のためのオリジナルのシャンプー、トリートメントを開発するまでになりました。鎌倉、横浜、池袋で経験を積み、27才で独立。 2021.9.８　縮毛矯正・髪質改善美容室Luminaオープン。当時美容師1000人に1人しか持っていないヘアケアマイスター最上級資格取得。化粧品検定3級

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悩む女性

前回の縮毛矯正で、毛先と顔まわりがチリチリになってしまって毎日ストレス！！
どうにかまとまるようにはなりませんか？？

うえやま

半年前に縮毛矯正をかけて、その時に顔まわりの髪と、毛先はかなり千切れて、ビビリ毛になったようです。
実際に触ったり、濡らしてみると、ビビリ毛ではない部分もかなり激しくダメージしていて、そのままでは綺麗に乾かすのは無理な状態でした。

うえやま

毛先のビビリ毛はカットします。
根元6センチのくせ毛はしっかりとくせを伸ばし、
その他の部分は縮毛矯正でハリを出して、乾かすだけでもある程度まとまりある状態に近づけていきます。

髪質改善前の状態
縮毛矯正プロセス…小難しいので飛ばし読みOK（笑）
髪質改善あとの状態
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当サロンのカラー、縮毛矯正、トリートメントは、当日シャンプーOKです
普段のヘアケアで何を使うかが何より大切です。

髪質改善前の状態

もともと、カラーやパーマの薬剤に弱い髪質
半年前の縮毛矯正の失敗で全体的にハイダメージ
前髪、顔まわり毛先のビビリ毛

もともと、薬剤に対して弱く、反応が過剰に進みやすい髪質に、キャパオーバーなお薬や熱を使ったことでハイダメージ毛になってしまっています。

髪は絡み、少しでも引っ張ると伸びて切れてしまうので、くせを取りつつ全体の広がりを抑え、

縮毛矯正プロセス…小難しいので飛ばし読みOK（笑）

かなり特殊で繊細な仕事をするので、他の美容師さんも真似しても良いけど、まずはわざとビビらせたウィッグで試して練習してから、お客様に施術してください。

グルタミン酸TEA主成分のシャンプーで洗浄
・5で塗布するアニオン性トリートメントのPPTを定着させる成分”ヘマチン”や”ポリフェノール”
・疎水性物
・収斂性物質
・ヒアルロン酸など保水成分
・毛髪引張強度を強烈に向上させる“イカスミ”
・話題のイルミナカラーの特徴成分の金属による施術ダメージを抑える金属キレート剤”EDTA”
・PPTやカラー色素の定着力もアップさせるジカルボン酸”フマル酸”と”サリチル酸”
を塗布
分子量がそれぞれ
・300分子シルク
・400分子ケラチン
・500分子シルク
・30000分子スルホケラチン
・低分子生コラーゲン
・髪に0.02%しか含まれないキューティクルから、特殊な製法で分子構造を壊さず抽出、低分子化に成功した、SS(ジスルフィド)を持った400分子キューティクルケラチン
を塗布
3の上に4を重ね付けすることで毛髪内外で化学反応し強力に結合（イオンコンプレックス）。
内からも外からも髪を補強、ダメージホールを埋め、毛髪内を疎水に保ちます。
ドライヤーで乾かし、アイロンで完全に脱水し髪に有効成分を定着させます。
根元の6センチにチオグリコール酸、システアミン、システイン酸主成分の薬剤塗布
毛先にサルファイト、システイン酸の低濃度薬剤にセラック、スルホン化ケラチンを混ぜて霧吹きで塗布
15分置いて、流し、還元剤で多少流出する3と4をもう一度塗布、ドライ、アイロン
シャンプー台で過酸化水素で酸化
アニオン性（ー）の水溶性高分子セルロース、ネオソリュ―アクリオ、ペリセア（ジラウロイルグルタミン酸リシンＮａ）を塗布。
軋みが出るまで揉み込み、お湯をためてなじませる
カチオン性（＋）トリートメントを被せ、揉み込み、流し。